福島原発事故:事故予測、発生当日に菅氏まで伝達?/日々雑感:よくわからないこと?!

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福島原発事故:事故予測、発生当日に菅氏まで伝達?

「事故予測、発生当日に菅氏まで伝達」というニュースが、原発事故発生から半年余りもたってから報道されました。

詳細は、次のリンクから: http://news24.jp/articles/2011/09/03/07189922.html

実はこのニュースは事故発生直後にも伝えれれていましたが(そのため私たちもレポートにて発信)、大きく報じられず、この報告を受けてと思われる保安院の中村審議官の「炉心溶融発言」もその後訂正されました(中村審議官はこのため更迭され、西山審議官の登場)。

この事故予測によれば、炉心溶融は311日の夜にも起こるというもので、ベントのタイミング云々の話どころでなく、何が何でも(海水を注入する等)炉心を冷やさなければならない、ということだったはずです。また、時間的にも、12日の朝に原発を菅氏が訪問する余裕など全くなかったはずです。まさに、「天災ではなく人災」と言われるゆえんです。

5月には「事故調査・検証委員会」設置が決められ、その後、会議が開かれたようですが、どのような何様だったのでしょうか?しかし、委員会は内閣官房に設置されていますので、「政府に対する調査」を期待することには最初から無理があるかもしれません。

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