HOME > 日々雑感:よくわからないこと?! > 時事問題 > 「米国との関係を考えると(TPPに)参加しないという選択肢はあり得ない・・・」:これが日本のメディアの発想か?
それは10月11日のテレビ東京のワールド・ビジネス・サテライトの最後の部分での、小谷キャスターと今週のゲストの日本総研の高橋氏との短い会話だった。
正確に一字一句記憶してはいるわけではないが、内容は「日本はTPPに参加しないという選択肢はあるのか?」ということに関して、「米国との関係を考えると参加しないという選択肢はあり得ない・・・」という会話が、2人の間で交わされた。高橋氏というよりも小谷キャスター主導でそのような会話がなされている。ここまであからさまな発言をテレビで今まで見たことはないと思う。
日本のメディアの報道が、対米従属的な発想を基準にしていることがわかるような会話だった。私個人としては、メディアというのは、常に反体制的なスタンスであるべきなのでは、と思っていることもあり、現在の政・官と一体となった報道姿勢には、非常にがっかりさせられる。
TPPであれば、日本の国益に照らしてどうなのか?ということを情報として発信してほしい。
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