HOME > 日々雑感:よくわからないこと?! > 時事問題 > 今夏の電力不足は58時間と関電が予測...それでも大飯原発再稼働?!
「関西電力の全原発停止が続いた場合、電力需要が昨夏並みだと、今夏に電力が足りなくなるのは計58時間で全体の2.8%となり、ほとんどの時間は電力不足を回避できる可能性があることが関電の公表データから11日、分かった」という。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012041101001987.html (中日新聞4月12日)
それでも野田政権は大飯原発の再稼働を目指すようだ。消費税法案の最初から増税ありきと全く同じ構造だ。
大飯原発でも再稼働ありきで、物事を進めているようにしか見えない。
原発がすべてストップしてからでは、原発がなくても電力が賄えることがわかってしまうので、すべてストップする前に何とかして再稼働しようとしているのだろうか?
そうでも考えないと、何故そんなに急いで物事を進めようとしているのかが理解できない。
そのような折、小野俊一という熊本で開業医をされている方(医者になる前は東電の原子力関係の技術者だった方)の勉強会のビデオがYoutubeにアップされ話題になっているようだ。
http://www.youtube.com/watch?v=CSea1GLD2cA&feature=player_embedded#!
実際に東電の原発関係の技術者だった方ですので、原発推進派の意見とその本音がわかりやすく説明されていきます。
福島第一の現在の危険度(「メルトアウト」や「燃料プール」等の問題)からスタートして、津波ではなく、地震による「地盤変動」で原発がかなりダメージを受けていることや、福島では「重要免震棟」が不幸中の幸いに地震の6か月前に出来ていたのですが、今回再稼働の問題がある大飯原発では重要免震棟が無いと言った問題が提起されています。
使用済み燃料棒の危険性の問題も改めて提起されています。
また、大飯原発の再稼働の関係で、仮に再稼働がどうしても必要とした場合の、再稼働に向けての条件整備などが説明されています。
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