HOME > 新井信介 「京の風」 > 時事問題 > AIIBとADBの競争の陰で、株価は、日本でも中国でもすごいことに。
手短に。
昨年末、AIIBを言い出した時の中国は、特に経済は、ボロボロでした。
しかし、3月に入って、習とキッシンジャーが会ってから、どんどん、株価が上昇。
4月に、AIIBが発足し、さらに、上昇。 習は、 「汚職資金を正直に申告すれば、許す」と。
一方、日本では、 4月17日の、IMF世銀総会のあとに、アメrカの了解のもと、ADBを増強。
そして、 安倍首相は、 昭和天皇の誕生日に、ワシントンでの演説の後、
今度は、 5月21日に、東京で、 日本主導でのアジアの一体化に向けて、
第21回国際交流会議「アジアの未来」晩餐会 で演説。
演説の内容は、戦後の日本の経済協力の成果を明確にしながら、
暗に中国の粗暴さをあてこすっています。
日本国政府としては、100点満点の内容です。 官邸が出しています。
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/0521speech.html
気になること。
中国の株式市場の急上昇は、 どこかから資金が流入したもの。 その正体は何か?
そして、
5月に入って、イスラエルで、また、ガザ攻撃が始まってしまったこと。
さらに、アメリカと中国が、スープラ諸島でも揉めだしたこと。 しかも、日本の国会で、集団的自衛権の審議。
大きな流れは、 日本は、「平時」から、「非常時」への切り替えです。
何かが起こる予感。 とり急ぎここまで。
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