HOME > 新井信介 「京の風」 > 時事問題 > 安倍がドイツのサミット前にウクライナを訪問する。王族たちはきっとウルトラCを託している。
6月7~8日は、ドイツのエルマウで、G7のサミット。その直前に、安倍総理のウクライナ訪問が決まったようです。
昨年の今頃は、ウクライナでは、戦争屋が送り込んだ工作員がキエフの街を破壊した後、プーチンがロシア系住民を守るため、クリミアを占領しました。ウクライナは以後、世界の火薬庫となったのですが、ここをどうするか、王族会議は世界の英知を呼んで、対策を考えていた。
チェルノブイリの原発事故以来、ウクライナは、広大な農業用地を失いました。一部には、ソ連時代からの兵器工場があるものの、外貨を稼げる産業がなくなりました。
ウクライナは美女の産地で、スポーツでは棒高跳びのブブカが有名です。首都キエフは日本の京都と姉妹都市で、私は、1979年に行ったことがあります。ボルシチなど料理も美味しい国です。
原発事故後、密かに外貨を稼ぐために、兵器の横長しが横行し、戦争屋に徐々に支配されていきました。ロシアが天然ガス供給を止めた時には、ソ連時代の核兵器が紛失した、という事態があったようです。
以下の時事が伝えるように、6月のはじめに、日本の総理大臣が訪問することになりました。日本国内では完全に信用をなくしている安倍晋三ですが、まだまだ、王族会議や奥の院からは、「使える」のでしょう。
きっと、何かウルトラC を携えているはずです。 天皇を含む王族会議と、世界の英知にとって、最大の関心事は、戦争屋を鎮めれば、あとは、原子力=核問題と、経済発展ということになります。
日本の関東・東北は、今、場所によっては、チルノブイリ並み以上に放射能汚染されています。ウクライナとの違いは、日本には人口が密集し、しかも、極めて高い工業生産力があるということです。そして、廃炉が決まったフクシマ(デブリができている)以外に、原発がまだ50基もあることです。六ケ所村には、大量のプルトニウムもあるし。一体どうするのか? 先日の皆神塾で、この点にも、すこし触れました。
ロジックを組み立てられない知性でも、変な信念と薄っぺらなプライド(とにかく日本は悪くない。自分は平和の使者だ)の塊だからこそ、誰かが用意した「原稿よみ」に徹することが出来る。 このことを、世界の英知は見抜いているでしょう。
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時事通信 5月27日(水)19時31分配信
安倍晋三首相が6月5、6両日にウクライナを訪れ、ポロシェンコ大統領と首脳会談を行うことが固まった。複数の政府関係者が27日、明らかにした。日本の首相の同国訪問は初めて。
首相は、6月7~8日にドイツ・エルマウで開かれる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)への出席に先立ち、ウクライナの首都キエフを訪問。首脳会談では、親ロシア派との停戦合意が完全に履行されていないウクライナ情勢の安定化に向け、日本として人道・経済支援を積極的に行う方針を伝える。ロシアとの対話も促す考えだ。
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重要追記(追加でのあと書き)
このブログを見た飯山一郎さんの印象。また、コメントを頂いた。
もし、日本の核廃棄物をウクライナで処理しようと考えているのなら、それは、フクシマに対する危機意識が足りないんじゃないか。この2月以後、どれだけ、多くの人間が死に出しているか? 中性子を出す水蒸気が本当に飛び出している。ウクライナに、これまでの国際政治の次元で、何がしかの資金供給が必要であるのはわかるけど、そんな次元よりも、日本では、もっと事態は逼迫している。
問題は、放射能にやられた人間は、だんだん元気がなくなり、ある日、突然死が来てしまい、政府に抗議したり、もう、移住するしか無いという時には、すでに気力・体力・判断力がなくなってしまっていること。
6月には、日本の情報空間(放射能無視、景気優先)を劇的に変える大きな事件が起きるんじゃないか。
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