HOME > 新井信介 「京の風」 > 時事問題 > G7の場で、安倍抜きだと何を話す?これ、日本のメディアは掴めず、報道しない、できない。
◎ 6月後半になって、動きは、急です。
今年のG7は、ドイツのエルマウでした。主催はメリケルです。彼女は3月9日に日本に来て、日本国民の将来を案じ、心からの忠告しましたが、日本政府(安倍政権)は、まともに取り合いませんでした。
このサミットでは、ロシアのクリミア併合に抗議するのが、オモテ向きの政治主張であり、 ここでは、中国の南沙の岩礁埋め立てに対しても、一致して非難する政治声明が出ました。
メリケルはロシアのプーチンとは親友で、しかも、中国が主導するAIIBを、ヨーロッパ代表として支持する立場です。また、オバマは、世界最大の軍事力をもつアメリカの代表で、FRBの米ドルを守る立場でもあります。
ロシアと、中国こそいませんが、 このときに、 国家を超える問題も話されたのではないでしょうか?
ただ、その中に安倍はいなかったでしょう。逆コースで、国家主権にこだわっているのが、今の日本政府だからです。
これまで、人類が、国家主権や国益をこえて、取り組んできた明確な事例(合意事項)があります。
誰もが知っている事例を2つ、あげます
一つは、南極の調査・観測。 ここでは、個々の国家に領土主権を、求めさせない。
もう一つは、 米ソの冷戦時代に、 アポロとソユーズ を、宇宙で合体させたこと。
これらは、国家主権を前提とした、国家同志の国際協調ではなく、
人類として取り組むべき課題を、誰かが、認識・設定し、それを、各国を従わせるという、意思が働いたものです。
IAEA や WHO、 国連などは、 個々の国家主権と、関係「業者」の利益調整の場ですが、
そんな、次元をはるかに超える、人類としての問題があるときには、 どうするのか?
私は、今、フクシマの問題は、この次元で、動き出しているのではないか、と考えます。
◎ 20日(土)の午後二時、京都で、皆神塾です。
今、人類が、本当に試されています。 それは、一部のスーパーエリートだけの問題ではなく、
私達自身がもつ、 この時代と、自分の運命(天命と言った方がいい)に対する 認識力の問題です。
是非、若い人たちに、参加してもらいたい、と思います。
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6月20日(土)開催の「皆神塾(京都)」ですが、「ご案内状」および「会場地図」を作成いたしましたので、添付させて頂きます。
次のリンクからご覧ください。 ⇒ 150620_皆神塾・京都_案内状.pdf
「ご案内状」は、お知り合いの方などにもお渡し頂き、お誘いあわせのうえ、ご来場頂ければ幸いです。また、会場地図は、当日、お持ちください。
会場の都合もございますので、出来れば、事前に以下の連絡先まで、ご連絡ください。また、ご不明なことなどございましたら、事務局(室伏)までご連絡ください。
連絡先: 株式会社K2O 室伏昭昌
事務所: 03-3548-1025 FAX: 03ー3549-1026
携帯: E-mail: akimasa-murofushi@jcomhome.ne.jp
東京都中央区八重洲1-6-14 ISO八重洲3F 〒103-0028
尚、5月24日に開催した「皆神塾(東京)」のDVDを販売中ですので、ぜひご購入の上、ご覧ください。
「皆神塾(東京)」DVDのご紹介⇒ 皆神塾・東京DVDのご紹介
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