日ロ円卓会議 大統領訪日実現に向け環境整備6月18日 22時45分
日本とロシアの経済関係を強化しようと、両国の官民の代表が集まって話し合う円卓会議がロシア第2の都市サンクトペテルブルクで行われ、年内のプーチン大統領の日本訪問の実現に向けた環境整備と受け止められています。
この円卓会議は、ロシア政府が毎年、国内外の政府高官や経済界の代表を集めてサンクトペテルブルクで開いている国際経済フォーラムに合わせて、18日、行われました。
日本側からは経済産業省の石黒憲彦審議官や国土交通省の佐々木基審議官それに大手商社の幹部、ロシア側からは、極東地域の開発を担当するガルシュカ極東発展相や実業界のトップなど、合わせて15人が出席しました。出席者からは「日本とロシアで産業政策の対話を行ってはどうか」とか「両国の査証の簡素化を進めてもらいたい」などといった意見が出されていました。
このフォーラムを巡っては、去年はウクライナ情勢の緊迫化を受けて欧米や日本の政府高官や企業のトップの多くが参加を見送りましたが、ことしは、ヨーロッパのエネルギー企業のトップも参加し、参加者は去年よりも1000人多い7500人となる見込みです。
日本は北方領土問題の解決を目指すうえでもロシアとの対話を重視しており、今回、このフォーラムに政府高官を派遣したことで、年内のプーチン大統領の日本訪問の実現に向けた環境整備と受け止められています。
日本側からは経済産業省の石黒憲彦審議官や国土交通省の佐々木基審議官それに大手商社の幹部、ロシア側からは、極東地域の開発を担当するガルシュカ極東発展相や実業界のトップなど、合わせて15人が出席しました。出席者からは「日本とロシアで産業政策の対話を行ってはどうか」とか「両国の査証の簡素化を進めてもらいたい」などといった意見が出されていました。
このフォーラムを巡っては、去年はウクライナ情勢の緊迫化を受けて欧米や日本の政府高官や企業のトップの多くが参加を見送りましたが、ことしは、ヨーロッパのエネルギー企業のトップも参加し、参加者は去年よりも1000人多い7500人となる見込みです。
日本は北方領土問題の解決を目指すうえでもロシアとの対話を重視しており、今回、このフォーラムに政府高官を派遣したことで、年内のプーチン大統領の日本訪問の実現に向けた環境整備と受け止められています。