中国の天津の港で普通じゃない重大爆発事故。核爆発?謀略?/新井信介 「京の風」

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中国の天津の港で普通じゃない重大爆発事故。核爆発?謀略?

 中国では、ここ2日立て続けに、人民元を切り下げました。

 これは、米ドルを中心に回る世界経済の波乱要素です。

 今、中国国内は不動産バブルが壊れています。株式市場も、政府の売り規制にもかかわらず、下落です。

 こうした中、中国最大の貿易港、天津の唐沽(タンクー)で昨夜、大爆発がありました。

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-7568.html

 どうみても、ただの爆発ではないでしょう。
 
  謀略の匂いを感じます。
 
 中国は、AIIB を仕掛け、ここが、FRBと対抗する通貨発行銀行を目指しましたが、
 人民元自体が、為替が自由化されておらず、 人民元がSDRの対象通貨になれなかった。
 
 中国政府は、国内経済の不振を輸出で回復する狙いもあって、今週に入って、二回、人民元を切り下げ。
 
 これが、世界経済の波乱要素になっています。
 
 特に、日本では、福島原発がダダモレで、デブリによる放射性水蒸気が大量噴出しているにもかかわらず、 鹿児島の川内原発を再稼働させ、電力会社のもつ、原発の不良資産化(マイナスだけのゴミ化)を防ぎ、
なんとか、表明上の経済(数字)が回るようにしているのです。
 この間、どんどん死者がでても、それをまともに発表しない、気狂いが日本政府です。
 
 それが、中国政府が人民元を政治的に引き下げ、
 
  これに連れて、日本の株式市場も崩れ出しています。
 
 FRBの通貨発行権に挑戦するのが、中国政府の姿勢ですが、 FRBと日銀は、一体です。
 
 表の戦争こそできないが、なにかとてつもない謀略戦が行われている、 と考えられます。
 
 昨日は、 JAL123便の事故から、30週年の日でした。
 あの日も裏側では、厳しい国際政治の相克の現実がありました。
 
 そして、今は、東アジアの覇権と、 基軸通貨の覇権がかかっています。 
 
 現実問題、米ドルに関しては、昨年来、過剰融資を監視し、貿易外の資金移動については、現在、厳しい監視を進め、しかも、東南アジア、南米、中央アジア、キューバと、米ドルの資金需要が増えている状態です。
 
 一方、中国の人民元は、基軸通貨になるための「信認性」がまだ確立していません。ロシアやインドとの貿易で使われることは始まっていますが、これが世界経済の現場で一般化するには、まだ、共産党の政治性が強すぎます。
 
 また、東アジアの経済覇権を、共産党が支配する北京政府には、どうしても渡したくない勢力は、日本にもアメリカにも、華僑勢力にもいます。
 
 色んな意味で、とにかく、今回の天津での爆発には、人類の行く末に関わる「謀略」の匂いが感じられます。
 
 皆様、変な事件に巻き込まれないように。
 
 そして、空気中の放射能濃度が、今後30年は濃くなる一方である と、十分に覚悟して、日々を過ごしてください。
 
 (後からの追記。12時50分)
 
 どうも、今回の天津の爆発は、核爆発ではなかったことが確認されました。放射線量が上がっていません。
 爆発のエネルギー規模は、 ヒロシマの原爆の200分の一程度のようです。
 
 現地では、ニトロ系の化学薬品の集積地に起きた「事故」として、対処されているとのことです。
 
 どんなことがおきても、「事故」で対処するのが、毛沢東以来の伝統ではありますが。 ともかく本件で、中国政府が影響をうけることはない、というのが、中国人の意見です。

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