HOME > 新井信介 「京の風」 > 時事問題 > 中秋とスーパームーン。覇権の流れが変わった。プーチンはISIS空爆でアサドを護り、アメリカが容認。日本は?
こんにちは。
能登ツアーは楽しかった。
なにせ、真脇遺跡で、私にとって、大発見があったから。
この地で、2800年前に、縄文サミットがあったようです。日本海は、縄文時代の海のハイウェーでした。
真脇遺跡は、6000年前から始まっています。日本では糸魚川のヒスイが各地に届けられる時期で、世界中で、同時多発的に、文明が起きだした時でした。
3000年前に、太平洋の海洋族は各地で定着していますが、日本海での移動は、それよりもずっと早かったでしょう。 そして、その3000年前とは、古代イスラエルの成立、殷周革命、日本での水稲稲作の開始 の時期ですが、それから、約200年ほど経った時点で、縄文人は、この半島に集まったのです。
北イスラエルがアッシリアに捕囚されるのがBC722。中国大陸で、周の幽王が犬戎に殺され、都を豊邑(西安付近)から洛邑(洛陽付近)に移した春秋時代の始まりがBC770 ですので、それより少し前の頃です。そのとき、ストーンサークルならぬ、7メートルの大きな木のサークルがあったのです。さて、そこは、どの方角を向いていたか、ここがポイント。 この部分は、このブログの閲覧者自身が、現地で確かめたほうがいいでしょう。
サカナも格別美味しかったし、温泉もあるし、また行きたくなりました。ここは、青森の三内丸山、糸魚川の長者ケ原、十日町の笹山、茅野の井戸尻・尖石とならぶ縄文遺跡、それも、海洋族との一大拠点。食用になったイルカの骨や、大型の土器も出土しています。
27日が中秋の名月。帰り道に、糸魚川の明星山によりました。
そして、28日が、スーパームーン。
25日から、28日までの、ニューヨークの国連総会。
しっかり、見てみると面白い。
主役はなんといっても、プーチン。 日本は一週間前に、集団的自衛権を行使できる国に、安倍政権によって、強引に生まれ変わりましたが、さて、そのときまでの、安倍のご主人様の「戦争屋」が、一番、望んでいたのが、実は、シリアのアサドの失脚でした。
しかし、プーチンはまず15日に500台の戦車を派遣。さらに30日には、ロシア議会の承認を得て、ISISに対し、空爆を始めました。まだ、地上軍の投入はありません。
シリアのアサドを、生かすか、排除するか、で、ロシア と アメリカ は、激しく対立していたのですが、そのとき、シリアに攻め込んでいたのが、ISISでした。 狙いは、シリアの金塊。そして、国家の枠組みを壊す紛争の移植と拡大でした。
このISISが、アメリカの戦争屋と、それに協力するイスラエルのモサドが創りだしたことは、今年の1月20日の時点で、世界が気付いていました。
さて、そのときは、我が国の今上陛下は、歌会で、「稲の根本に・・・」と御製を読まれていたのですが、あれから9ヶ月。特に、この半年間は、フクシマのデブリが放射性水蒸気をモクモク放出でした。シルバーウィークでは一休みで放出の勢いは弱まりましたが、また、始まっています。
さてこうした中で、今後は、どうなるのでしょうか? 日本のアベッチはアベノミクスの現実を認識できないまま、GDPを600兆円すると寝言いっていますが。
9月30日、アメリカのケリーはCNNのインタビューに答えて、「アサド大統領の早期退陣を求めていない」と表明。これは、プーチンのISIS空爆を支持したことを意味します。
これで、ISISの運命は決まりました。 FRBを支配していた戦争屋の後退です。 背後には、もう、シリアの金塊にこだわらなくていいい、という、何らかの合意が「金融ワンワールド」にあったのでしょう。
戦争屋の日本代表の安倍政権。今年の3月には、ロシアのクリミア併合に対する制裁に加担しながら、この秋の日ロ外相会談では、北方領土問題ばかりを言い続けました。
日本の外務省は、この「戦争屋」退治の動きがまるで見えていませんでした。もちろん、放射性水蒸気のことも。
さて、これからが問題。
もし、シリア救済(これ以上、難民を出さない) と ISIS撲滅に、カネだけでなく、自衛隊の派遣を、プーチンのロシアと、オバマのアメリカの双方から求められたら、どうなるのか?
そのとき、イスラエルは? ネタニヤフはすでに、プーチンの軍門に下っているし、なにより、イスラエルはAIIBに加盟を決めている。
28日は、日本の政界では、石破茂が、石破派を立ち上げた日でした。
そして、なんと、安倍っちの指南役の葛西敬之氏が、ここにきて、日経で、「私の履歴書」に登場。
イスラエルは、国家存続のために、アメリカのネオコン・戦争屋に付き合ってきたが、これから、どうなる?
3日、みんなで研究しましょう。 今の日本は、国民に放射能を大量に浴びせたままで何も避難を呼びかけず、死者が続出する事態を放置して、表面は繁栄に浮かれながら、世界経済を維持し、さらに、ISISの整理にまで、向かうのでしょうか。
私の耳には、「カゴメ歌」が流れています。 「・・・鶴と亀が滑った。後ろの正面・・・。」 いよいよ です。
ps : CIA と イスラエルの関係を知るには、映画「デインジャラス・ラン」が参考になります。
私はこの映画を、2012年9月、野田が尖閣を国有化するときに、中国からの帰国の飛行機の中でみました。
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