HOME > 新井信介 「京の風」 > 時事問題 > 犠牲が出てもISISを潰す。終わったらトレンドが大きく変わる。「稲の根本に鎌」だ。
こんにちは。
プーチンとオランドが、11月17日から、ISISの本部を空爆しています。昨日、原子力空母のシャルル・ドゴールまで出撃しています。シリアからは難民が多く流出していますが、逃げそびれたものには、巻き添えになってしまう人間もいるでしょう。 冥福を祈りましょう。
今回の13日のパリでのテロ以来、国際社会は、プーチンの指揮下で、ISIS完全撲滅モードになりました。これは、戦争屋を潰す作戦で、根本的に、911の時ときとは、真逆の方向です。
もし、中東以外で、ISISを語るテロを起こすものがいるとすれば、それは誰なのか、もう、仏独英露中は、知っているでしょう。戦争屋の出発だったアメリカも、オバマ政権自体がISIS退治を表向きは言ってきた以上、これをやめさせることはできない。
このISIS撲滅は、人類全体の行方に関わるとして、その意志は極めて、強固なものでしょう。
ISISの処理が終わったら、ISISを創りだした張本人の戦争屋と、その同調者にも、当然、「処理」が入るはずですが、それまでには順番が有ります。 世界経済を潰さないように、巧妙に「処理」を行うわけで、なかなかややこしい。
アメリカの戦争屋・悪玉CIA、イスラエルのモサド、そして、アメリカの特別行政自治区の日本。ここに、ジャパンハンドラーがいる。
FRBの米ドルで動いている世界経済にとって、ISISが完全消滅して世界に緊張がなくなってしまうと、 米ドルの存在価値が薄らいで、基軸通貨としての意味がどんどんボケていきます。
アメリカ国内の財政赤字、金欠状態は、一気に表面にでてきますが、ここで、日本は、どうなるか?
この2年半、アベノミクスと「中国との緊張つくり」で、持ち上げられた米ドルの価値が、一気に剥げ落ちます。
よって、今後の為替の流れは、円高になり、東京の株式市場は崩壊になると、予想します。
ここでの主導権は誰が持っているか? 今の安倍内閣は株式市場しか見ていないので、ここを潰すには、東京市場の株式を崩壊させることで、これは円高誘導で可能になります。
このときの引き金や調整弁を操れるのが、米ドルをたくさん持っている中国・台湾そして華僑ということになります。
今後の、南沙での緊張は、これまでどおりドル経済延命のためにメディアで煽られますが、これは調整弁の役割になります。今の南沙は中国が実効支配しており、11月4日のマレーシアの国防相会議に見るように、このことをアメリカは国家として否定できずに、黙認するしかなかったのです。 「航行の自由」をいうのは、上記通り、自国経済を守るためのパフォーマンスやゼスチャーが本質です。オバマは、中国が軍事構造物の建設を非難しているが、これは、客家などの東南アジアの華僑たちの意向にそったものと考えられます。
この海域を、平和の海にする。 これは、みんなの願いです。
安倍に、南沙を突っつかせてきたジャパンハンドラーたちですが、居場所がもう日本にも無くなってきています。なんとしてでも、安倍を使って「問題有り」と表明させ、日本の海上自衛隊を行くようにしむけたいのでしょう。
カートキャンベルにしても、アーミテージにしても、すでに米国政府を退役しているのですが、彼等を一番ありがたがるのは日本の軍産複合体。特に三菱グループと安倍政権。このことはもう、世界のみんなが知っている。
今日、彼等は日経ホールで何を話す? 昨日、自衛隊と米軍は合体すべきといったらしいが、その裏には、「米軍の維持費用に、日本の国家予算から出さすことができれば、沖縄への「思いやり予算なんてもんじゃない」 との思惑なのでしょうね。
でも、これを、中露と組んだ華僑たち(シンガポール・台湾も含む)が、どうみるかですね。AIIBをまず、急がせますね。
人類社会を動かすトレンドは、底流では間違いなく、変わっている。 なにより、もう、「ホ」を放置はできないでしょう。
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