HOME > 新井信介 「京の風」 > K2O > Y2K→「911」→サブプライム→「311」→2015エコノミスト表紙、「御製」、フランスのテロ。マイナンバー?
こんにちは。
2015年も11月の後半。
今回の13日のフランスでのテロは、 「911」と同じく、 世界規模のヤラセですが、
少し意味が違います。
いずれも、世界経済を回すための、大謀略ですが、背景にあるものが、大きく変わっています。
2001年の「911」では、米国政府の財政健全化のための 「債務の上限枠」が取り外すためと、いわれますが、どうも、アメリカ軍需予算の拡大が真の狙いだったようです。
「911」のあと、世界銀行を中心に、「貧困は、テロの温床」として、途上国への投融資が拡大し、なかでも、中国に大量の資金が向かいました。このとき、ブッシュによる、イラク戦争が始まっていました。
中国を巻き込んで、 世界経済は、FRBのドル基軸を続けながら、 回り続けました。
すでに、バブル崩壊でヘトヘトの日本でしたが、 円キャリー・トレードで、以後も、米ドルの大循環のために、資金を供給し続けました。
そこでは、サブプライムローンで過剰流動性が更に高まり、世界の景気は日本を除いて一時的に良くなりましたが、 それは、リーマンショックで、一気にしぼみました。 しかし、またまた日本からマネーを絞り出す方策が、考え出されます。
これが、JAPANハンドラーたちの仕事でした。 「ない袖」を、如何に振るわせるか、です。
3人が有名です。
ジョセフ・ナイ、 リチャード・リー・アーミテージ、マイケル・グリーン。
2011年の「311」が、なんであったのか? これは、その後の、野田、そして、安倍を見ると、分かります。
脅すにしても、程度が酷すぎます。そして、地震発生前に、キッシンジャーの弟子カート・キャンベルが来日していました。
「911」から「311」までの10年間で、中国はきっちりと戦後の世界経済に組み込まれ、FRBの米ドル世界にとって、欠かすことのできない経済実体に急速に成長していきました。国別では、中国の外貨(米ドル)準備は最大になりました。
2012年10月、ジョセフナイとアーミテージが北京に乗り込んで、尖閣問題をアメリカが仲介しようとしたところ、中国の報道官から正式に「アメリカは日中領土問題を語る資格はない」と言われ、 李克強からは、「あなた達は地位が低くすぎる」、つまり、「アメリカ政府を代表しているわけではない」と指摘され、
そのあと、翌2013年6月、習近平とオバマは、カルフォルニアのパームストリングスで直接対談になりました。
両者は米中間での不戦を確認し、そのあとの、イギリスのロックアーンで開かれたG8で、プーチンはシリア攻撃を急ぐ世論の裏に、謀略組織の戦争屋がいると指摘して、慎重な対応を各国に求め、その結果、アメリカのシリア攻撃にストップがかかったのです。そのとき、元CIAのスノーデンが香港・北京経由で、ロシアに亡命中でした。それ以後、各国の政府内に潜む戦争屋がどこに居るか、そのあぶり出しが、この後の2年間だったのです。
そして、現在、今年9月28日の国連総会の後、プーチンは、戦争屋がイスラエルと組んで創りだしたISISの根絶に入っているのですが、
こう俯瞰してみて、再度、整理してみましょう。
「911」は、 FRBの米ドル基軸の世界通貨体制を強引に、維持するための、ヤラセでした。
「311」も、 そのあとに、登場した安倍政権の、アベノミクスも、同じ方向での、大きな作為です。
そして、ロックアーンサミットのあと、アメリカのシリア攻撃が低調になってからあとに、急遽、イラクのスンニー派の本拠にISISが作られ、大成長したのです。 同時に、ウクライナの首都キエフが戦争状態になりました。
2014年は、そのISISがイラクシリアで勢力を急拡大する中、 日本から二人の若者が送り込まれますが、日本政府は、年末まで、全く知らんぷりでした。
そして2015年が始まり、たくさんのフェィクの写真が国際政治の場面に出て、さらに、ネットでISISを茶化すクソコラが日本発で大量に出まわって、 ISISの正体が、世界中のネット住民にわかってきました。
そして、中国の主導でAIIBの成立の動きが始まりました。 一方、 日本のフクシマは、「311」以後、ずっと、放射能を出し続け、今年の3月以降は、メルトスルーした核燃料「デブリ」と地下水がせっして、激しい放射性水蒸気を出し続けています。
この4年間に、放射能に関しては、民間から、いろいろな技術が環境省に持ち込まれますが、これまでの「身内」や「お仲間」の「仕事がなくなる」といって採用されず、かえって、避難していた住民をフクシマに戻すことを、この国の政府は急いだのです。
安倍がオリンピック招致の最終演説をブアノスアイレスでした際、「アンダーコントロール」と発言したために、日本国の行政の対応は、そのまま、官僚たちによる、「コンロトールできている」という前提での「シームレス」対応になり、 日本の国家のアメリカへのATM機能は、アベノミクスと黒田バズーカで、存続し続けました。
しかし、どうも、この4月から 「梅」のグループは、AIIBにみるように、FRBの米ドル基軸以外の枠組みを構築しだし、結果として、戦争屋に流れるだけになってしまう、安倍政権での新規の特殊資金を、中央銀行の日銀には作らせない方針になっているようです。
それでなのか、日本のATM機の大本のタンクがどんどん枯渇しているために、戦争屋の日本支店長たち(上記の3人)は、安倍や黒田を呼びつけ、オイ、カネよこせ、今すぐだ、と、さらにつよく強請っているようなのです。
しかし、それでも、もう限度になっていて、流れない。
それならば、隠れた資産家を洗い出せ。
どうも、これが、マイナンバー制度のようです。
「もう、辞めたいけど、辞められない。」 これが、安倍っちの本音だと、数カ所から、聞こえてきました。
なかでも、ゴッドマザーの洋子様は我が子の体調を気にし、替わってくれないか、と自民党の有力議員に聞いている、ともいいます。 その中には、検察に睨まれたあのヒトもいるといいます。
今のジャパンハンドラーは、 日本をこんな状態に追い込んでおきながら、それでも、自分にとっての安全地帯とATMは、ここにしかないようで、
「おい、フクシマのことは、言うな。言わせるな。問題あるとなったら、完全にATMがなくなってしまうじゃないか」 と、ビクビクしながら、毎日、喚いているらしい。
一方、自民党の多くの有力者は、民主党政権時代に、麻布にある変な屋敷に行って自分を慰め、そのときの「お姿」が、きっちりと記録されているようです。
10月末に、ある事情通から伝言があり、 「シンさん、日本が一番安全だよ。」
たしかに、この秋に ネオコンのラムズフェルドと、アーミテージに叙勲したのは日本でした。誰を叙勲対象するかを決めるのは現政府、すなわち、安倍内閣ですが、 勲章は天皇陛下が与えるものです。
フクシマの放射能を直視するときには、 これまでのFRBの米ドル支配体制も、アメリカへのATMも、変わるしかありません。 それが、来年、どんな形で出てくるかですね。これは、日本が、特別行政自治区をぬけ出すかどうか、の問題でも有ります。 このとき、中国・ロシアとの関係はどうなるか?
もちろん、「ホ」は、どんどん悪魔の顔を、見せてきますし。
12月6日の大阪では、どこまで、見えてくるかな?
そして、12日は、高山さんのところで、今年最後の講演。
21日には、熊本に行って、その翌日は、冬至で、宮崎の高千穂神社の奥宮の 秋元神社に行きます。
そして、天皇の誕生日、クリスマス。
年末年始は、実家で、あかるく、「自由談義」。 鍋と温泉。参加対象は、ヌナトの会員か、真面目に世相と、世直しを考える人のみ。
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