HOME > 新井信介 「京の風」 > 時事問題 > これから中国河南省に行きます。未来創庵は2月6日を予定。皆神塾は名古屋13日、大阪14日。
こんにちは。
1) 各国にある戦争屋の影響力が消えていくと、本来、不必要だった対立・抗争の芽が、どんどん薄らいでいきます。 東アジアでも、「緊張」が急速に減っていく。
昨年まで、必要以上に大きかったのが、日中での尖閣や南沙問題でした。さらに、慰安婦問題。
今年は、ロシアとのあいだで北方領土問題も解決するでしょう。 ポツダム宣言を受け入れた事実の重みを、きちんと見ないで、戦後の日本の外交で、本来、何の根拠も有効性もない「固有の領土」論を振り回させたのは、まさに、戦争屋の画策でした。彼らが、日本軍部の亡霊たちの無念とプライドを、国家運営の中に埋め込み、言論やメディアで増幅させてきたのです。国家は、常に、概念と暴力で、形成されるのです。
これまで、緊張を創りだす側の手先になっていた人間は、どんな運命に成るか? また、その過程で大金を手にした人間に、何がおきるか?
1月22日、安倍首相は電話で、サミット前の4月に、ロシアの地方都市で、日露首脳会談の開催を、プーチンに呼びかけました。 東京皆神塾でも話しましたが、これが、もし、ブリヤートのウランウデでの開催になれば、一気に、放射能対策を含め、日本国の状況が変わります。これは、大きな注目ポイントです。
2) これから中国の中原、河南省に行きます。
これは、中国における古代キリスト教の影響を確認するのが目的です。
昨年亡くなった中里博士から知己を得た人物に、神戸平和研究所の杣浩二先生がいます。日本文化は聖書が起源、という持論の持ち主で、古代イスラエルからの日本列島のヘブライの流れを、実証的に追っている人物です。杣さんが、まだ、洛陽のある河南省にいったことがないということなので、ご一緒することになりました。 私は1,994年から2年間、河南省の鄭州に小さな会社を持っていたことがあります。
洛陽、開封、安陽、龍門、少林寺などを回る予定です。
中国の都が、咸陽(秦)・長安(前漢、隋、唐)から洛陽(後漢)、そして、開封(宋)に、どうして移っていったのか、 これは、統治体の権力構成(新規の外来部族)と生産力の関係を知る上で、とても勉強になるテーマです。
中国経済がバブル崩壊したものの、一方で、AIIBが発足。今後どうなるのか? 表面の経済は、ボロボロのはずですが、実は、地下には大量の資金が有り、これをどう活かすか? すでに発展改革委員会は方策を考えだしているようです。今回も、河南省の「朋友」からは、いろいろ話したいことがあるとも言われてます。
3) 今後の予定
2月6日(土) 午後1時から、第二回目の未来創庵を予定しています。(一番寒い時になりますね)。
2月の皆神塾は、 13日(土)が名古屋 14日(日)が大阪です。
あと、 広島や、新潟でも、開催希望が来ていますので調整しています。
最近、真剣に考えていることですが、自分に与えられているエネルギーと時間を、どこに向けて、どう使うか、ということです。
「京の風」ブログを立ち上げたのは2003年11月で、以来、「文明より文化」、「イノチの響きが第一」として、書き続けてきました。特に、「311」以後は、日本国家のイノチを無視した欺瞞性に対して抗議し、その牙から逃れることを、訴えてきました。この国は、パリサイ派が作り上げた完璧な洗脳国家でした。
それが、もう、もたないのは、わかっていますが、自分が洗脳されていることに全く気づかずに、まだまだ、国家に期待する人が多いという現実に、どう対処するかです。
「届く人には、届く」。 「届いた人で、自分の存在を自覚した人と、どういう、現実を創りだすか?」
「聞く耳を持たない人(片目を潰されている民)に、何かを伝えようとする」のではなく、
「現実をどうすればいいのか、こういうやりかたもある」と、知見と意志を共有できる人間と繋がること。
想像と創造のできる唯一の生物種である人類の一人として、未来に、何を残すか?何を育てるか?
この視点で、日々の日常を選択しなければならない時代に入っています。
個体生命として、自分に与えられた時間とエネルギーは限られている。 未来に繋がる、着実な「芽」を出すために、どこに、どう「種」を植えるか、ここに、注力です。
メディアというイメージ操作の世界や、どんな人間をも平等に扱うという前提の行政の立場での言論とは、離れることになります。
合わない人とは、会わない。 ウソつきごっこ に、付き合っている時間はありません。淘汰の時代なのです。
PS: そろそろ、このブログで使われている写真を変えようと思っています。今の写真は、12年前のもの。上手なプロ級のカメラマンさんよろしく。
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