HOME > 新井信介 「京の風」 > 時事問題 > 真性アホでなく、戦争屋に怯えていただけだとしたら、安倍チンこれから豹変する?やっぱ無理?
こんにちは。
来週22日の皆神塾のテーマを考えているのですが、動きが本当に速いので、まだ、最終案が出せない。
一番の問題は、
安倍晋三が、時代認識の点で、日本国や自分自身が置かれている、国際政治の「パワー」の実態が、これまでとは、完全に変わった、ときちんと認識したかどうかです。
乱暴に言えば、祖父の岸信介が巣鴨プリズンから釈放されて以来、自民党も、さらに日本国(天皇)も、戦争屋から脅され続けてきたが、それが、ようやく解放される見込みになったのだと、判断できるかどうか、ということ。
2012年の政権奪取では、韓国・中国に媚びる民主党に対する憎しみ、そして、日本という統治体が壊されるという恨みが先にあった。そして、中国の勃興が悔しくてしょうがなかった。
そこで、これまでどり、日本全体が戦争屋の言いなりで、それを、甘んじてうけなくてはならない中で、財界と官僚たちの利益を確保する、と、こちらには、一つの「割り切り」があったのでしょう。原発の存続もそうで、これが、葛西路線ですね。
しかも、「世界の警察官はもうやらない」とオバマが言いだしたから、日本がそれを補うと、シャカリキになった。戦争屋と一体のジャパンハンドラーの後押しもあって、自民党の結党の以来の綱領である、自主憲法制定、自衛隊を国軍に、というテーゼを、実現すると。
しかし、人類社会の実態は、昨年後半から、急速に変わった。背後にあるのは、「ホ」だ。
国際的には「属国」で、国内的には「お花畑」の中にいる日本人には、この外部の政治環境(パワー)の急激な変化が分からなかった。
もう、日本も壊されないし、戦争屋からの脅しも、その実体は急速に、消えだしている。
さらに、これまで、国際政治の面で(G’7に入れない)敵の扱いをしてきた国家の人間(プーチン)が、宗主国の大統領と一緒に、日本国内でも、自分を守る側にまわったと、日々の生活の場面で実際に感じだしたとしたら、この人物は、どんなことを、するでしょうか?
昨年末、韓国との間で、不可逆の合意を、電撃的にしました。
自分の立場・権力が守れるのであれば、これまでの自分の発言や支持者のことなんか、全然考えないでしょう、この人は。 それが、政治家の宿命だ、とも思っているでしょうから。
台湾が北京と、対等同格に夫々の政権を認め合い、さらに、台湾は、沖ノ鳥島を日本領とする日本政府に、NOをいいだしました。
これは、戦後の戦争屋の策略の中で、上手に立ちまわった日本政府のやり方に、変更を求めるものです。背景にあるのは、東アジアに、新しい平和秩序をもとめる、王族会議や客家の「梅」の動きです。
戦争屋の妨害・画策に、アジア各国が振り回されて、本来の主張ができなかったのですが、今は違います。
日本には、戦争屋の支配(情報操作)から出ることを、
そして、大陸の中国政府には、もっと、行儀が良くなることを、彼らは求めています。
20世紀からの人類史的不幸の原因が戦争屋にあった、と、日本、中国、ロシア、アメリカ、さらに、韓国、朝鮮、台湾、香港、アセアンと、皆が了解すれば、あとは、平和的一体化へと仕組まれたシナリオどおりに、各国が演じることになります。
特に、北朝鮮の蛮勇は、戦争屋が、尖閣問題で日本・中国を引き裂いたのを、自らが共通の敵となって、両国を再度、連携させる効果を生み出しています。
4月30日に、岸田外相が北京に行き、中国人に、ビザの発給を緩和しました。
また、ロシアに関しては、、昨年10月からビザの発行に制限を出していたのですが、今回のソチでの会談後、安倍は、こちらも緩めました。
こうした事態は、かつての日本(戦争屋が言論界を支配していた)なら、中国とロシアのスパイや工作員が入り込む、と大騒ぎするところですが、今は違います。
それで、
「君子、豹変す」 ・・・ この可能性もでてきましたね。 もちろん、「お腹痛い」と言い出す可能性も。
東京オリンピック、どんどん雲行きが怪しくなっています。
「ホ」以外の理由で、なんとか、開催返上に追い込みたい、と、考えているのでしょう。
「ホ」をいったときには、国際経済は、一旦、止まるほどのショックが予想されますが、 これは、FRBのドル経済のなかでのことです。
人民元が、この10月からSDRを正式に持ちますが、そのショックを、和らげる効果を出せるようなら、8月~9月は、国際政治では、「ホ」が話題になりますね。
これが、どうなるかです。
ちなみに、戦後のヨーロッパの復興に、1947年にマーシャルプランが出されましたが、これは、略奪型よりも、育成型の資金投入でした。
進行する「ホ」に加え、今後予想される「地震」被害の復興に、世界は、育成型の資金を使い出すのかどうか?
今は、とりあえず、戦争屋を、日本から完全に払拭しようという段階。
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