HOME > 新井信介 「京の風」 > 時事問題 > イギリスがEU離脱。新自由主義が破綻?ところがどっこい、シティーの金融ビジネスは却って繁盛する。
時代が、フル回転。
国民投票で、イギリスがEUから離脱決定。
メディアでは、貿易上のマイナス面が大きく取り上げられ、株の暴落、円高が進行中。
これは、イギリス国内の雇用を守り、移民の制限になるといわれますが、
では、 シティー のおお金持ちたちは、どうなのか?
これを見るとき、二つの事実が肝心です。
一つは、 世界中にある、タックス・ヘブンの地域(パナマなど)は、イギリスが管理していたこと。
もう一つは、 EU内では、金融取引税が検討されていたこと。
金融取引に、税をかけろという議論は、 富裕者対策の一環で、世界中で検討されていました。
今回のEU離脱を、実は、イギリスの金融界は密かに歓迎していた、というのは、国際金融に詳しい専門家の弁。
パナマなどのタックスヘブンが、どんどん締め上げられ、公開されるときに、イギリス本国を、逆に、税を低くすると、どんどん、マネーが集まります。当然、EUからの指図は受けたくない。
イギリス人は、本当に狡猾ですね。 女王陛下の周りは、まさに、ブルーブラッド。
貿易関係は、今後、イギリス政府は、個別にEUとの協定になります。
イギリス全体で、第二のユーロマネーのマーケットが誕生することになります。
PS: 別件です。
今夜11時のTBS「NEWS」23 に、山本太郎氏が、出演すると、友人から連絡あり。
拡散してほしいと。 すべての、政治家の中で、一番、まともであると、感じる人は多いでしょう。
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