『シン・ゴジラ』は見る価値が大いにありそうだ。/新井信介 「京の風」

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『シン・ゴジラ』は見る価値が大いにありそうだ。

 本ブログ読者から、メールです。本人の許可を得たので、掲載します。

映画「シン・ゴジラ」の鑑賞の勧めです。

 

今日は、新井先生。

さて、昨夜、私は、12年ぶりに国内で製作された、ゴジラシリーズの新作となる、『シン・ゴジラ』を鑑賞してまいりましたが、案の定、内容があの3.11とそれ以降の日本について、かなり意識した作品となっておりましたので、取り急ぎ、ご報告させて頂きます。

それは、劇中、主人公である内閣官房副長官の矢口蘭堂(長谷川博巳)に、「日本は米国の属国だ!」と言わせたり、防衛大臣に、日米安保についての突っ込んだ発言をさせたり…と、要所要所で、現代の日本が抱える問題点を抉り出しておりました。

また、劇中に“モニタリングポスト”という言葉が出てきたり、今回のゴジラそのものがフクイチを投影した化身であったのには、私自身も非常に驚いた次第であります。

そして、これはネタバレになってしまうので、詳しくは書きませんが、ラストは、フクイチをこれからどうすべきかを暗示したかの様なシーンで終わりますので、新井先生もさぞかしご多忙かと存じますが、是非とも、お時間を作って頂き、この作品を観て、日本国内の映画製作者たちの、“イノチ”に対する想いを感じて頂ければ、幸いです。

ではでは。

 

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