HOME > 新井信介 「京の風」 > 時事問題 > 「生前退位」でキングピンが抜かれた。天皇とは、神ではなく、特殊一族の家業=祭主。
こんにちは。
(PCの調子が全くダメで、書き込みが遅れました。もう、買い替え時期ですね。)
今日は、もう、23日になってしまいましたね。リオ・オリンピックが終了しましたが、
閉会式に登場し、観客を沸かせた安倍首相ですが、まず、これをご覧ください。
「まさかのアベマリオ」安倍首相、マリオの格好で土管から出現 リオオリンピック閉会式 http://www.huffingtonpost.jp/2016/08/21/rio-mario_n_11646846.html … 「東京からリオへワープ」ということですが、私はメルトスルーを想起した。原発事故で高温の核燃料が地中にのめりこみ、地球の裏側へ…リオ・シンドローム!
この安倍マリオのアイデアは、森元総理だったようです。
受けそうなことなら、喜んでなんでもする。戦闘機や戦車に乗る人ですから、自分がそうすることの意味を、全く考えない、おバカさんなのです。
まあ、とにかく、安倍は、承知して、覚悟を持って、アメリカの戦争屋のパペットをこの4年間、演じてきたわけです。その最後の「雄姿」になるのでしょうね、きっと。
本人は、このマリオで受けたから、まだ、4年できると、考えているかもしれませんが。
で、リオ・オリンピックが終わって、さて、何が始まったのか? 世界中の空気が変わっています。
この2週間、王族は、いろいろ話したはずで、それは、すぐに、外交に出てきます。
・東アジアでは、日中韓の外相が、話し合い。
・北朝鮮の在イギリス大使館のナンバー2が亡命。
・日本では、菅官房長官が、「生前退位」をどうすすめるか、を検討する有識者会議を開くと。
・アメリカの大統領選挙では、一見、ヒラリーが優勢ですが、人間的に問題ありで、
これに関していえば、
沖縄を手放しかねないトランプは御免だがあ、ISISを作ってきたヒラリーにも、させない、という意思でしょう。
◎ 人類の成長・覚醒という意味で、今年夏までのクライマックスは、
まず、
①伊勢志摩サミットで、G7の首脳が、植樹をしたこと。
②オバマが、広島で、核分裂という革命的な科学を使う人類全体に対し、革命的な道義を求めたこと。
実現すべきは、家族の幸福という、シンプルな日常だと。
これらは、昨年9月のフランシスコの発言を継承しています。
「十字架に神は、いない。撒いた種を、成長させ、花を咲かせ、実を成ならせる力こそが、神である」
これを、受けて継いでいます。
そのうえで、今回の、8月8日の、今上陛下による、「生前退位」に関するご発言です。
「天皇という、役職を下りたい。」 これは、天皇にあるとされる、政治的神格 の完全否定でした。
自分の存在は、戦後の日本国憲法で、国と、国民統合の象徴とされているにもかかわらず、
明治の時に作られたように、天皇を生まれながらの神としての扱いで、それを前提に、安倍政権では、
「神のために死ぬのは、日本人なら当然。靖国に祀られて、神になる」 として、国民に戦争参加を求め、
天皇個人に対しても、「神であるから、退位は、まかりならない」、 と
この勝手な理解が、いわゆる、右翼陣営の人たちに、戦後も、続いていたのです。
神のごとき、人格の崇高さ と、
神として政治的に扱って、自分の政策や、自分の無謬性のよりどころにする、のとは、
根本的に違うのです。
日本の戦後は、昭和天皇がポツダム宣言を受け入れて、8月15日に、人間宣言したときから始まっているのです。このときの天皇は、国家主権者でしたから、これは、日本国としては、敗戦の受け入れです。
しかし、国際金融でのヒロヒト個人の権限があまりに大きく、それゆえ、戦勝国(アメリカ、中華民国など)側も退位を求めず、その存在を、アメリカ(FRB)も、利用していた。
そして、日本の官僚と経済界は、戦後復興にまい進するとき、アメリカからの圧力と、ソ連の軍事的脅威を語って、さらに、国家からカネを引き出してきた。
そのうえで、日本の独立を目指す政治家はつぶされたが、アメリカの戦争屋の手先に進んでなってきたのが、清話会でした。
安倍が総理に返り咲いたときには、もう、ソ連はない。しかし、経済発展する中国に嫉妬し、フクシマの汚染がまだまだ続いているのに「アンダーコントロール」とうそを言い、中国との戦争を本気で想定して、漫画チックな軍事拡大を目指し、それを、外務省の、柳井、斉木らが、それに喜んで従ってきた。
2013年以後、アメリカ国内で戦争屋がどんどん鎮圧されても、日本だけは、安倍のもとで、カネを、自由に引き出せる国として残っていた。
陛下が、御製の歌を読もうと、その御心を軽んじてきたのが、安倍政権と、日本の経済界の首脳でした。
それでも、今年の、伊勢志摩サミットやオバマの広島宣言を見て、安部本人や、外務省は、
今回の終戦記念日の、首相の靖国参拝はまずいと取りやめ、さらに、
安倍晋三お気に入りの、極右のマドンナ稲田防衛大臣には、ジプチに、バカンスに行かせる結果になった。
これには、自称、民族派、もしくは、愛国陣営の人間が、怒り心頭になった。
それよりもさらに面白かったのは、ワシントンポストが、日本の安倍晋三は、核の先制不使用に反対した、と、発表したことに対し、すかさず、
そんなことは、言っていない、と、否定したことです。
愚かなことです。
安倍晋三よ、それだったら、今すぐにでも、核兵器禁止条約に、棄権せずに、すぐにサインしなさい。
戦後の日本は、ヒロシマ・ナガサキから、不戦の誓いを世界に、主張しながらも、オバマの広島宣言の後も、この条約にサインしなかった。 これは、今は、核は持っていないが、自分が、いつか核を持って、それで、其の核の脅威を使って外交を進めるという,意向の表れでした。
日本が、核を持つために周辺の脅威をつねに騒ぎたててきた。 その代表が、北朝鮮。
今年に入って、外交に「困ったときの北朝鮮のミサイル」で、 どんどん、打ってもらい、
一方、自衛隊には、それを迎え撃つ「破壊措置命令」を出してきたが、そんなもの完全に、ポーズだけだった。
もう、いい加減な、ばかなことは、するな。
これが、陛下の意思でもあったのです。8月15日、陛下は、安倍を睨み付けていました。
日本の軍産複合体を、喜ばすために、北朝鮮の金正恩を強気にさせてきたが、
日本の宗主国である、アメリカ側が、今年は、オバマの「核なき世界」を真剣に追求し、
わざと、戦争を起こしたがる人間の処理に入っているのです。だから、イギリスの北朝鮮の大使館員が亡命したのです。(この意味では、ヒラリーは、11月にたとえ大統領に当選しても、長くはもたいないでしょう)
つまり、この夏から、急速に、平和構築に向かっている。
これは、オバマ本人の意思もあるが、もっと、別次元からの意思も働いているのかもしれません。
今、一番気になっているのは、NASAです。
宇宙ステーションへのロケット打ち上げは、いま、カザフのバイコヌールの打ち上げ基地で行われているが、NASAは、一体、何に使われているのでしょうか?
どうも、火星探査の専門基地になっているようなのです。
本件については、また、別途、書こうとおもいますが、火星探索は、現実に、「ジャンピングボード」という装置で、アメリカから兵士が送り込まれていると、アイゼンハウアーの孫娘が証言している、という話もあります。
いったい、火星に、何があるのか?
地上での、これまでの人類の文明発展では説明できない別次元の新しい事態に、人類全体が入っていることになります。
一方、日本では、三基の原発が再稼働し、さらに、リニアに3.3兆円の財投資金をつけることが決定しましたが、これは、単に、利権やマネーだけのことなのか、少々疑問になっています。
国家間でのもめごとを、してはいられない、何か、別次元の事態が進行しているようでならないのです。
安倍晋三は、パペットであることに変わりなく、彼が宗主国と仰ぐアメリカの、その奥にいる、パペットの使い手が、今、変更した、あるいは、新たな、目的・目標が設定されたと考えるのが、一番、いいのかもしれません。
今度の日曜は、「地球史の中の天皇」の2回目ですが、懇親会では、この点も、みんなで話しましょう。
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