鼻血は、「そこにいてはいけない」、「その食生活を続けてはいけない」のサイン、と考えます。/新井信介 「京の風」

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鼻血は、「そこにいてはいけない」、「その食生活を続けてはいけない」のサイン、と考えます。

  こんにちは。

長野県北部に住む我が家ですが、家族に言ってあることがあります。

ここは、温泉も多く、フルーツも豊富で、しかも、キノコの一大産地ですが、

万が一、家族の中で、誰かが、鼻血を出したら、迷いなく、この地を去るつもりです。

幸い、今のところ、大丈夫です。

 

そして、 我が家では、極力、加工食品や、白砂糖を取らないようにしています。

菓子類には、どんな原料が使われているのか、とくに、100ベクレル未満のコメ、小麦が、

どんどん使われています。

防腐剤 味覚調整剤 発芽抑制剤を使った果実 遺伝子組み換えの種子による作物。

できる限り、避ける。

生産者の顔の見える、漬物、つくだ煮、総菜など、料理に込められた心が感じられるものをいただきます。

自分が未来の種になる、と自覚する以上、生命を壊す要素のあるものを避けるのは、当然のことです。

 

2016年の今、生きる目標をどこに置くか、あるいは、生きる目的を何にするか、人によって異なるでしょう。

避けられないのは、放射能汚染がますます悪化することです。これには、嘘やかく乱の情報の汚染もあります。

そして、未来が見えない以上、思い切って、事業投資をする人は、日本列島には、少ない、ということです。

この点、大陸では、まだまだ、住環境の整備やメインテナンス、教育や訓練などに投資先は、たくさんあります。グローバルに視野を広げれば、日本で培われた技能や経験を生かす場所は、無限大にあります。


人間は、美しいもの、イノチ溢れるもの、自分をきちんと理解してくれるもの、ウソのないもの、が好きです。

しかし、これが、国家権力によって、ある枠組みができて、そこで高額のマネーが使われだすと、何があっても、嘘をつきまくっても、どんなに犠牲者が生まれようとも、自分の非を認めず、既存の体制を続けようとします。大本営の時代が、まさにそうでした。

国家の主役は私たち自身なのですが、国からもらえるマネーを前提にすると、未来を自由に描けず、いつでも、旧体制での奴隷のママになります。

私は、一つの生き方を強制されるのは、ごめんです。

 ただ、国家の垣根は、今後は、ますます、低く、薄くなっていくでしょう。

それだけに、日本人とは何なのか? これをきちんと、自覚していたいとおもいます。

 明治維新から終戦までの80年間は、近代国家の発生と伸長の時期ですが、これは、日本列島全体での人類の歩みの中でも、国家権力が異常に強大化した、極端な中央集権時代で、ここで、生まれた天皇観と国家像は、個人のイノチを国家権力に強制的に奉仕させた(滅私奉公)という意味で、ほんとうに歪(いびつ)でした。 人間のロボット化、パーツ化が進んだのです。

 この形が、現在は、国家権力ではなく、資本家の利益の最大化を目標にする、企業社会の中に、そのまま、残され、個々の人間が病み、社会全体が痴呆化する事態が、進んでいます。

 → (ハロウィンも、この一つの現れですね)

 しかし、長いスパンでみると、日本に列島で育まれた、素晴らしい、普遍的な価値があることを、確認できます。

 花鳥風月を、愛でること。 本物のイノチの叫びを、感じ続ける姿勢です。

何回も言いますが、大陸では、始皇帝が文字のみならず、通貨も統一しても、日本列島では、通貨は、それからのち、約900年間、まったく発生しなかったのです。

 それでいて、巨大な建造物をつくるほど、多くの人間に行きわたった情報体系ができていたのです。マネーは、私的所有と、物性の凝縮物ですが、それを、拒否していたのです。

それでいて、きちんと統一目標や、それを達成するための分業も協力もあったのです。

 縄文以来の原始交易の基本が色濃く残こり、さらに、多くの人間の心を動かす、感動の基が、きっとそこにあったのでしょう。 そうした感動が、残されたのは、万葉集や古今集などの 歌 なのでしょう。

通貨のなかった時代の実際の姿を、今、真剣に探っています。  

文字の記録がない中、とても難しい作業ですが、「生きる」という実感では、思いやりにあふれた時代だったと推測されます。

そこに、今の日本の現実を突破するカギがあると確信しています。 

< >御用学者すら良心の呵責に耐えかねたか。10月23日の北海道新聞の報道に対する意見。  |  一覧へ戻る  |  京大有志の会 声明書。当たり前ですね。「戦争屋」と完全に手を切らないと、安倍も終わる。 >

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