ヒラリー一派消滅=外務省陥落で、安倍の最後の砦になった今井尚哉秘書官が苛立っている。/新井信介 「京の風」

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ヒラリー一派消滅=外務省陥落で、安倍の最後の砦になった今井尚哉秘書官が苛立っている。

  第一次安倍内閣でカバン持ちをしたあと、自民の政権奪回後、安倍晋三本人から請われて、2013年6月30日に総理秘書官になった経産省の今井尚哉(たかや)氏。

就任と合わせて、アベノミクスは、黒田バズーカでの、円安、株高で、企業会計は、確かに好転し、その延長に、東京オリンピック招致の決定があった。 そのときから、巨大な、嘘が始まった。

今井秘書官は、叔父に、経団連の会長だった新日鉄の今井敬、その兄の通産事務次官だった今井善衛を持ち、戦後の日本経済を発展させた血筋の切り札だった。自民党の下野時代に、安倍晋三を高尾山の登山に誘って、さらに親交を深める一方、「311」後も、日本の原子力政策を維持するために粉骨砕身。

 この人物が、日本の経済界そのものの体現者であり、今の安倍政権の頭脳でもあるようだ。

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 「一億総活躍社会」のスローガン。伊勢志摩サミットでの「リーマンショック以来のリスクにさらされている」は、    この人物が考え出した。

 安倍政権のまさに、懐刀。 というよりも、現実を知らない、唯我独尊のご本尊。

 外務省が、今回のトランプ当選で、完全に安倍からの信頼を失った。

 ロシアとの交渉は、この今井秘書官の直轄マターらしいが、どうも、この人物は、プーチンは、反中国で安倍政権の味方にできると、大甘な状況理解のようだ。今井氏は、プーチンと習近平、金正恩が、毎日、三者で、連絡取り合っている事実、そして、彼らが、戦争屋の手先ヒラリーと通じた江沢民派を排除し、アメリカのトランプを引き出す方向に動いていたことを、きちんと知らない。

 今井秘書官は、自分自身が、原発再稼働に奔走して、日本経済が、「311」以後も、低調にならないように、どんな手段を使ってでも、これまでの国家機能を維持することに、官僚としての使命感を持っていただけに、被曝被害の実態を冷静に見れなかった。そして、JR東海の葛西路線に突き進んできたが、その先に何があるか?

 その付けが、いよいよ出てくる。

廃炉にロシアの技術を使うのはいいが、放射能の大量被曝がもたらす、日本社会の逃れられない構造変化を、この頭脳は最初から忌避するばかりで、まだ、処理できていないようだ。

 目の前にある事実を、事実として認め、 ノンベクレル化を進めると同時に、 

 本来、SDRが認められている日本円とともに、日本文化ウィルスを全世界に撒くという発想に立てば、 

 なにも、中国と対立せずとも、日本の名誉もさらに高められるし、世界中で、日本企業と現地企業の合弁事業をつくって、株価を引き上げながら、 日本のプレゼンスを、中国以上に高めることができる のに。

 明治の国家の枠でしか、日本文化を捉えられないアホどもに、この人物も、どっぷり侵されている。

 昨年年末をもって、

 「希少資源の権威的分配」という、国際政治の力学が終了した という事実を いまだに知らない。

 まことに、残念だ。

 花鳥風月とともにある、大和の大地の地湧の力を、経済界に生かすことを、まるで見なかったのが、戦後の経産省。今こそ、地球全体の花鳥風月と、人類の文明社会を、溶け合わす、その主役に日本が成る。

 こう考えれば、やることは、一直線に伸びていて、それは、光の道そのものなのだが。

 そこに向かうチャンスは、これまでもあった。

一番、いい例は、第一次安倍政権で、農水大臣の松岡利勝が温めてきた、≪減反奨励金をつかって、水田をバイオマスでのエネルギー基地や、牛豚の飼料作物の生産地に変える案≫を、「エネルギーに農水は口を出すな」といって封殺したのを、もういちど、この次元に戻って、 日本列島全体の、生態とエネルギー資源を、見直すこと。

 大地の力=微生物を味方につけない国家は、永遠性を持たない。

 今井氏は、この鉄則を、完全に忘れているようだ。 

 工業力(鉄)と数字(利益)しか見なくなった、日本型官僚の弱さ、愚かさが、ここにある。 縄文の本質を全く知らないのだ。

 今井尚哉よ、天地の摂理を、思い出せ。

 今の経済界は、日本国民を、どんどん殺しているぞ。

 これが、東大エリートがたどり着いた日本の最期か。

 あまりに、悲しいじゃないか。

 

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安倍総理秘書官、記者に「オレの視界から消えろ」の罵倒 朝日にも取材拒否 デイリー新潮 11/14(月)5:59配信 

 まさしく、虎の威を借る狐、という言葉がぴったりの人物なのである。安倍総理の懐刀、今井尚哉(たかや)総理秘書官(58)は、日本テレビの記者が都合の悪い報道をすると、「オレの視界から消えろっ」と罵倒したという。いつも横柄な態度で、他の番記者からの評判もすこぶる芳しくないのだ。

12月15日、ロシアのプーチン大統領が来日。山口県長門市の「大谷山荘」で、安倍総理と懸案の北方領土問題について話し合う予定だ。

官邸詰めの記者が解説する。

「ロシア外交は、外務省ではなく、経産省マターで進められてきました。安倍総理は、世耕弘成経産相にロシア経済分野協力担当相を兼務させ、経済協力の見返りに北方領土問題を進展させたい考え。その現場を取り仕切っているのが、今井秘書官です」
もともと、今井秘書官は経産官僚としてエネルギー畑を歩み、ロシアとの間に太いパイプを持っていたという。
だが、問題はここから。

「9月10日、今井秘書官が極秘で、ロシアのアファナシエフ駐日大使とともに大谷山荘に下見に行きました。まだ、首脳会談の行われる場所が明らかになっていない段階だったのですが、その様子を日テレの“今井番”の記者が望遠カメラで隠し撮りしていた。そして、10日後のニュース番組で放映したのです」(同)
その“スクープ”に、今井秘書官が怒りを爆発させたのである。
「それ以降、日テレの記者が、今井秘書官の自宅に夜回り取材に行っても、一切、応じなくなりました。あるときには、ハイヤーから降りて、集まっていた番記者のなかにその記者の姿を見つけると、“お前がいたら喋らない”“オレの視界から消えろっ”と罵ったのです。そのうえ、日テレの上層部には“オレの番記者からアイツを外せ”と要求しているそうです」(同)

 おまけに、今井秘書官は日テレだけでなく、朝日新聞の記者にも取材拒否をしているという。

■高尾山に登山

 官邸詰めの記者が続ける。
「昨年9月、朝日の記者は、安倍総理が祖父岸信介と父安倍晋太郎の墓参りをした際、“安保法案の成立を報告したのですか?”と声を掛けました。今井秘書官は礼儀知らずだと憤慨し、夜回り取材でその記者を見かけると、“朝日がいるから喋らない”と、そそくさと家の中に入ってしまうようになった。他の番記者に対しても、“お前ら”とか、“ばか野郎”とか高飛車な口の利き方をするし、何様のつもりなのかと、本当に腹立たしい気持ちです」

なぜ、そんなに偉そうな態度が取れるのか。
政治部デスクによれば、
「第1次安倍政権が発足したときに、今井秘書官は事務担当の秘書官に登用されました。健康問題のため、安倍総理はわずか1年で退陣を余儀なくされますが、その後も、今井秘書官は安倍総理を高尾山への登山に誘ったりして結びつきを強めた。結果、絶大な信頼を勝ち得て、安倍総理の再登板に伴い、今度は政務担当の秘書官に抜擢されたのです。お互い、“安倍さん”、“今井ちゃん”と呼び合って、その親密ぶりは際立っています」
安倍総理の側近中の側近という立場をかさに着て、増長しているというわけなのだ。
さて、本誌(「週刊新潮」)も話を聞こうと、今井秘書官の自宅を訪ねたが、
「何もお答えするつもりはありませんけどね」
一国の総理を補佐する立場ならば、もう少し、品の良さも必要ではないか。

特大ワイド「ふりむけば百鬼夜行」より 「週刊新潮」2016年11月10日神帰月増大号 掲載

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