狂った指導者に、ICBMと水素爆弾で電磁パルス。これが揃えば、何でも「演出」ができる。/新井信介 「京の風」

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狂った指導者に、ICBMと水素爆弾で電磁パルス。これが揃えば、何でも「演出」ができる。

 緊迫した時代。

 何を備えるか? 人によっては、 核シェルターを買おうとする人がいる。

 ともかく健康第一だと言って、わざわざジムに通って体を鍛え、エネジードリンクを飲む人がいる。

 節約・貯金に飽き足らず、金融資産を何とか増やそうとする人がいる。すでに時代はマイナス金利。

 国家権力に近づいて、補助金など、政府系資金を得ようとする人がいる。

 日本円など、既存マネーの終焉を感じ取り(国家が没収・無効化などの強権発動する可能性を深刻に受け止め)、国境を越えて使えるビットコインなどの仮想通貨やフィンテックらしきものに、隠してきた資金をつぎ込む人がいる。ビットコインには、ドルや円との為替があり、その相場は大きく動くから、賭博性も詐欺性もある。

 しかし、2013年以来、日本・アメリカ・中国など、中央銀行が用意したマネーは巨額で、それに対し、今の日本の経済事情は、相変わらずの「既得権の縛り」と、「有効需要の欠如」などで、市中銀行から先に、流れない。勇敢な起業家がなかなか出ない。企業は内部留保をため込むばかりだ。

 エネルギーや環境対策での画期的な発明・発見も、それを国策として取り上げることに、行政側がなかなか認めない。だから、なんとか実証実験まではこぎ着けても、それを商品化し普及するためには、銀行からも投資家からも、資金が出てこない。

 今のこの状態は、口を思いっきりあけたワニが、マネーを飲み込めない状態に比喩される。

 そんな状態だから、銀行は、事業融資ではなく、カードローン会社を経営し、個人を対象に高利貸しになっている。で、多重債務者がまたまた増えている。

 都市部で住宅の家賃が高くて、大卒の若手エリートでも、家に住めないと、オーストラリアなどでは、デモがおきた。中国では都市にネズミ族の若者。

 日本の場合、これまで健全な投資先と思われていた、都心部のタワーマンションの売りが始まっている。これは、なにも、中国人の投資家だけのことではない。私鉄線や地下鉄の最寄り駅の改札で、通勤客が込みすぎて、全く快適でないのと、万一の災害のときに、どうなるのか、と。

 そんななか、昨日は、JRで、システム破綻の事故が起きた。

 電磁パルス、地震(首都直下、東南海、南海)で、崩壊した場合、その後は、どうなるのか?

 社会全体に、バックアップ体制は、用意されているのか?

 なんでも、高度に電子化された社会は、脆い。 計器やセンサーに異常が出れば、すぐに止まる。

 人類史的な視点に立って、バックアップ体制の有無を考えるとき、少なくともGPSに関しては分かる。GPSは、今では位置の特定機能だけでなく、電子決済や情報管理を支える主導プラットフォームだが、これについては、中国製GPSの「北斗」を打ち上げ、その充実を進め、2020年に地球全体を覆う予定だったが、それが早まっているかも知れない。

 AIIBが、FRB・日銀・世界銀行を補完する立場で出発していることを忘れてはならない。そして、世界的な金融機関のカネ余り(投資先・融資先の不足)への対処策として、「一帯一路」が構想されていることも。

 今、ノストラダムスのあの言葉が響いています。

  「全てのジュネーブから、逃げよ。」

 

マネーでなく、イノチの現場を創り出す。生存の爲にストレートに大地に向かって、自分との自然との関係性を、作り直す。

  「神は、種を成長させ、花を咲かせ、実をつけさせる力。」

 

9月10日(日)に、東京で皆神塾ですが、

9月15日(金)は、大阪の徐園で開かれる、里山交流会の集まりに出席した後、

       羽曳野の「半田そうめん」の集まり に出席(こっちはもう満席)。

       夕刻に、同じく羽曳野の、誉田八幡での、応神祭 に、出席します。

ホンダワケの陵墓のある「羽曳野」の地名が、白鳥になったヤマトタケルの最後と直結しています。伝承では、ヤマトタケルは、伊吹山で、「牛ほどもある山神」の毒に中った後、三重の能褒野で死んで白鳥になって天に舞い戻っていったが(これは記紀にない)、その白鳥になったヤマトタケルの羽を曳いてきたのが、この地であるという。「ヤマト」タケルと「ホンダ」ワケが直結しているという寓話の設定に、東アジアの政治的正統性の継承物語が隠されているのではないか、と感じています。

9月30日、10月1日は、南琵琶湖の近江八幡を中心に、ヌナトツアー。

10月には、さらに、「イノチの再構築」をテーマに、講演します。

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