HOME > 新井信介 「京の風」 > 中国と中華 > 東アジアから戦争屋は消えていったか?デンデンは官僚と財界に促され、中国におべっか。
デンデン安倍晋三は、わかりやすい。
衆議院を解散した日の夕刻、急遽、中国大使館の式典に参加です。
日本の首相が出席するのは15年ぶりで、安倍政権下では初。首相は主催する程永華(チョンヨンホワ)駐日大使らの前であいさつし、年内に日中韓首脳会談を開催し、中国の李克強(リーコーチアン)首相を招く考えを述べ、日中平和友好条約締結40周年となる来年に向けて関係を発展させたい考えを示した。その上で「その次は私が訪中する番。私の訪中の後には習主席に訪日していただきたい」と呼びかけた。
河野太郎外相も「私も早い時期に中国を訪れ、具体的な協力のあり方を議論したい」とあいさつ。日中関係筋によると、河野氏は11月にも訪中する方向で検討中という。日中両政府は10年ぶりに祝電も交換した。
日本政府関係者は、首相の同行事への出席は直前に決定したと指摘。「外交課題に積極的に取り組む姿勢を示すことは選挙上も有利だと考え、解散当日にもかかわらず駆けつけることにしたのだろう」と話す。
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これまでの戦争屋と一体の路線が、ミエミエ・バレバレレになって、世界中から相手にされず、もうもたない。誰からも支持されない。国際政治でも、恥をかくばかり。
そこで、2012年から始まった尖閣での衝突問題を、ここにきて一気に「棚上げ」にして、いままた、田中角栄路線に。
当然、背後では、北の金正恩の処遇(引退?亡命?)についても、今、プーチンが決めているでしょう。
すべては、9月20日、陛下の高麗神社の私的参拝が、合図になっていると、私は考えます。
そこで、日米ともに、戦後の米ドルでの国際金融での枠組みでの生き残りのために、一気に、方向転換。
この5年間に急拡大した、アメリカの軍事部門など戦争屋(軍産複合体)に、資金を向けるやり方から、
北朝鮮をメインにした東アジアでの平和構築と、「一帯一路」の経済建設、および、環境重視でイノチの保全に向ける方向に、切り替えることにしたのではないでしょうか?
でも、10月22日、一体、誰が、日本では総理になっているでしょう。
安倍でしょうか? それとも、同じ自民でも、岸田か、河野か?
その場合でも、加計学園をどうするのか、わかりません。
まあ、今回、安倍晋三さんは、大急ぎで、これまでの中国敵視政策を撤回して、遮二無二自民党の延命に乗り出したわけで、これは、「豹変」といっていい、大変化です。
この結果、7世紀の高句麗・百済の滅亡と、日本国および天皇の成立の関係のみならず、秦の始皇帝からのアジアでの王権の変遷、さらに、その前をさかのぼる、アレキサンダー、バビロンの捕囚、ダビデ王、モーゼ、シュメールの滅亡など、世界史全体をとうした共通の物語を、一緒に話せる環境が、国際政治の上でも、ようやく、整えられることになります。
この時代が来るのを、ずっと、待っていました。
PS: 米中関係では、ティラーソン国務長官の訪中が、急遽、決定しました。中国側は、北朝鮮との合弁事業を、すべて停止する、と発表しました。
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