HOME > 新井信介 「京の風」 > 時事問題 > 未来の為に、何を壊し何を消すかを選ぶ選挙。「見えない天井」とその上にいる(つもりの)大バカ。
日本神話とともに、日本人の意識にあるもの。
それは、「雲上人」と「天下り」という、意識・社会通念です。
これが、実は、法治国家でも、その枠外に立つ人間を、存在させてしまう、元凶です。
いったい誰が、その中にいるのか?
日本列島の上で生きる、私たち、日本人社会には、どうも、「見えない天井」がある。
その天井の上で、常に、法律を超えて、守られている人間がいた。
この構造は、記紀ができて以来、多くの変遷があったが、実際に完成したのは、
実は、明治になってからで、それが、現人神という、概念=共同主観の出現だった。
さらに、戦前、現人神だった昭和天皇が、敗戦後、アメリカの戦争屋のもとに逃げ込んで、
戦後も政治的にも延命したことで、
この「ガラスの天井」の上では、戦争屋が主人になった。彼らの出自は、海賊。
天井の下のすべての、日本列島の人間は、生き残った「雲上人」と海賊の末裔の彼らに隷属した。
しかし、そこは、列島民にとって、戦後世界で、戦争の火の粉が及ばない「お花畑」でもあった。
このときの護符は、「日米安保」「平和憲法」。
このとき、官僚・メディア・財界・団体の長は、みな、「見えない天井」を守ることで、
それぞれがムラをつくって、国民からの「上がり」を、優先的に分けてもらえる構造を享受した。
戦後世界は、米ドル基軸のマネーで人間を動かす、国家資本主義と企業社会。
米ドルはFRBを総本山に、その信認性は金本位でスタートしたが、各国中央銀行にはそれぞれの国の「名士」名義で資金量が分配され、そこから先は、ペーパーマネー。そのマネーは、1971年8月15日に金本位が外れ、原油本位、戦争本位に化けていった。
海賊たちが作り上げた国アメリカの中央銀行FRBの周りには、略奪専門の海賊が、さらに多くの詐欺師・ペテン師・強請り屋、そして、人間の意識を操作する悪魔を呼び込んで、マネーの数字を弄んだ。
そして、日本列島に関しては、彼らの手下になって、最初は汚い仕事をさせられていたのが、
「半島生まれの日本人」。
日本列島を覆っている、天井の存在を実感した彼らは、戦後の日本社会の法治の仕組みを知ることで、
それを個々人が上手に利用するのみならず、業種・階層・政治的立場を超えて連携し、「見えない天井」の下の人間すべてを、コントロールする立ち位置の形成を目指した。その目的はマネーだけだった。
日本列島の、本当のイノチを感じられないままだが、自分たちの利益のために、勝手に法律を振り回す。
その下には、 「24時間戦えますか?」と聞かれ、頑張り続ける社畜の群れ。
一方、「ガラスの天井」の上に立つ、自称「雲上人」たちは、笑いながら、うそを繰り返す。
さあ、選挙!! 何を壊す? 何を消す?
私たちは、有権者なのだ。
この統治体のルールを作る権利を持つ人間だ。
ルールの枠外にいることを、当然とするような人間たちを、存在させてはならない。
ガラスの天井をなくす。
今は、それが、最優先でしょう。
それが、未来のため。個々人の子孫ためだけでなく、 地球と人類の未来のために。
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