HOME > 新井信介 「京の風」 > 時事問題 > これからトランプの正念場。ポチのクニでは武器商人で大成功。38度線を前に何を話すの?
おはようさん。
1)なんとも締まりのない、日米首脳会談。トランプに、「風流」という言葉は、なかったですね。
昨年、トランプを大統領に押し出した力とは、
第三次大戦を絶対に起こさせず、しかも、猟奇殺人という悪魔文化を持つ人間を撲滅させるもの。
この一年、その仕掛け人だった戦争屋たちは日本列島に流れ込んでいたが、ようやく一年たって、きちんと対応する、との宣言となったのが、10月31日、ハロウィーンでの座間事件でしょうか。
本ブログの閲覧者から、以下の音楽ビデオの紹介がありました。
https://m.youtube.com/watch?v=
「あべりょう」
あべりょうの曲は、他にも面白いものがあるのですが、「
https://m.youtube.com/watch?v=
2)太陽系の中のイノチの星、地球という視座に立って、人類の行く末を考え行動するのが、今です。
人類が、いつ、「万物の霊長」としての能力を獲得したか? その能力は、「想像」と「創造」のチカラ。
21世紀に入って、人類の遺伝子の秘密(直立歩行 → 火を使いだした旧人 → 喉仏が発達した新人)もどんどん明らかになってきた。
アフリカで20万年前に誕生した新人=ホモ・サピエンスは、音ヒビキでの情報交流の量で、他の動物を圧倒し、6万年前にユーラシアに出た。さらに、3万年前の氷河期になると、またまた特殊な遺伝子をもった。この氷河期に、まだ陸続きの日本列島にたどり着いた新人がいる。1万5千年前に列島が大陸から離れ、湿潤で多くのイノチが咲きわいだすと、大小さまざまな多くのイノチと、精妙で、かつ、濃く強い、交流をすすめてきた。それが日本列島の縄文人。そこには、ホモ・サピエンスの原種に近い、D遺伝子が色濃く残っていた。
日本列島で、この遺伝子が発現した人類によって形成された文化体系があった。これが「ヒビキのクニ」の基。この「ヒビキのクニ」で、6000年前にみんなで持ち合いだしたのが、微細な振動を出す鉱石、ヒスイです。
同じころ、シュメール・エジプトでは、小麦・文字・金属をもち、星や月の観察から、暦を持つ文明が始まって、そこでは穀物の蓄積が起こり、巨大王権を産んだ。それが中国大陸にも入り、3000年前の「殷周革命」以来、大陸の遺伝子となって徐々に列島にも入ってきた。大陸では、BC221に武力と統一された文字・制度で、始皇帝が生まれた。
これに対する反発と、文明の利器の浸透が日本列島で繰り返され、それから、約900年を経て、私たちの先祖は、列島独自の神話をもつ「制度のクニ」を造った。この完成が、大宝律令と、古事記・日本書紀。
「ヒビキのクニ」のシンボルは勾玉で、これは、奈良時代に東大寺ができるとき、天皇家に独占されたが、万葉集や古今和歌集など、歌という文化習慣の中で「ヒビキのクニ」は生き続け、その心の世界が残された。
西欧列強に対抗すべく、幕末から始まった、記紀神話を真実とする神国日本(イザナギ・イザナミ神話)は、明治維新で、尊王攘夷のエネルギーが、尊王開国に変わって対外進攻を始めた。まず台湾、そして、朝鮮、さらに満州に広がった。これは、「制度のクニ」が「現人神」をもって、さらに列島の人間の心まで支配したもので、中国革命後の大陸本土にも広がりだし、そして米英と対立し、宣戦布告して、インドシナに軍事侵攻。「制度のクニ」は、天皇の名誉を語り、ガタルカナル・ミッドウエーで軍事的に敗れてもそれを認めず、さらなる「皇国の名誉」をもとめて、インドまで無謀な進軍を試みた。そして、ヒロシマ・ナガサキ。終戦。
このときの、整理・総括を、まだ、日本人自身が、できていない。
3)安倍晋太郎が、岸信介の娘、洋子と結婚し、儲けた次男に晋三と名付けた。それが今の安倍首相。
ビッグママ洋子さまは次男の晋三を「運命の子」と呼んでいるのですが、いまのところ、戦後世界の日米関係…これは「ポチのクニ」ですが…それをそのまま踏襲しているのみ。何も変えていません。
またまた、大量の兵器買いで、アメリカ大統領を喜ばしただけですから。
それとも今回、埼玉でゴルフをしている裏で、半島問題を解決する秘策が、話し合われたのでしょうか?
金正恩のミサイルも、それに対するJアラートも、一体何だったのでしょうか? 中国に、外交上の面倒と負担を押し付け、さらに国内では、武器による防衛力増強を肯定させる機運を作りだし、なにより、衆議院選挙で野党を退けるための、「仕込み」になりましたね。
アメリカのトランプにすれは、米国内での政権運営が不安定な時、この安倍の背景にいる人間たちが繰り出す情報操作の手法は、大いに学ぶものがあったのでしょう。で、ともかくも、日本に、武器の売り込みは大成功。
だが、トランプ、これからが、問題だよ。
韓国の文さん、そして、北京の習さん。アメリカや日本国内と違って、北に関する「騙し」が通用しない。北朝鮮とは、陸続き。どちらにも朝鮮族の同朋だらけ。
日本では政府が「忖度」させたり、メディア利用で、口で「テロ指定国家」とか「制裁」と言えば、それは、日本国民から、国家予算をむしり取ったり、行動を規制する心理操作として十分に機能してきたけど、さて、半島や大陸でそれが通用するどうか?
日米と、在日の人だけが承知して、安倍政権になって、「危機ごっこ」していたのではないの?
でも、もう、それも、終わりでしょ。
4)昨年9月24日、日本の鉱物科学学会では、ヒスイを「日本の石」に指定した。この意味を、最後までわからなかったのが「制度のクニ」の人間。もちろん安倍晋三も。トランプは、マネーとプロレスだけ。ヒスイは、「ヒビキのクニ」の復権。真実のイノチの響きで、つながるものしか、そこには入れない。
プロレス大好きのトラちゃんには、このヒスイは、難しいね。
上記で紹介した二番目の歌。東京から博多、さらに海底トンネルで、半島に出てさらにロシア経由でパリまで高速鉄道を通すって、歌っていますが、これ、中国の「一帯一路」と通じますね。もともと、安倍晋太郎と特に親しかった、リニアの父であるイカヅチさんの夢が、東京からパリまで自分が発明したリニアモーターをつなげることでした。ただ、ここ数年は、大陸横断の高速鉄道は、半島経由よりも、宗谷海峡からサハリン・間宮海峡のコースのほうがいいという意見が多かったようです。慰安婦問題が出て、韓国とは話が進まなかったからでした。
また、リニアよりもっといい技術(空気圧利用)があるとか、いや、新幹線のままでいいとか、まあ、構想だけはいろいろありますが・・・。
私としては、こうした計画にかかる税負担もさることながら、ホや電磁波、薬害などで、いろんな疾病が増えてまともな日本人が激減して、達成できないのではないかと、こちらの危惧ばかりです。
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