HOME > 新井信介 「京の風」 > 日本のアイデンティティー > 正月元旦はお宝を見てきた。真田幸村の短筒、勝海舟の真筆、北斎などなど。そして、縞の合羽。
こんばんは。
2018年の正月は、いつもの未来創庵のメンバーと一緒に、小布施に行った後、
地元の隠れた名士の家に、行ってきました。
明治維新後。新政府で大量の行政文書が必要になった時、その紙需要を支えたのは、全国の和紙工房でした。
その中に一つに、この北信地方の豪農がありました。その家に、とんでもないものが隠されていました。
中野市は、江戸時代は天領でした。天領は全国に47か所あり、代表的なものに、大分の日田、京都の宇治、秋田の角館があります。中野は、明治維新直後に、中野騒動が起き、山形有朋が震え上がった土地です(これが原因で、県庁の所在地が善光寺付近に移った)が、もっと別の意味で、重要だったようです。
当然です。2200年前に縄文と弥生が融合し(栗林遺跡)、その100年後に、「ニギハヤヒ」誕生(柳沢遺跡)。さらに3世紀の「国産み」「国譲り」では、この地から、金鵄鳥が飛び立ったのですから。
で、今年の世相ですが、これまでの「お上」からくる、まやかしと同調圧力に、ただただ従順に従うのではなく、人間として、自分の生き方を確立して、小さくてもいいから、自分から、いい現実を創るしかなくなります。 群れない。しかし、道義は、通す。
で、思い出すのが、この歌。紋次郎。
実は、今日、二日は、上越の高田まで行き、そこで、本物の「縞の合羽」を見せてもらいました。
これなかなかかっこいい。何とか、復刻しようとなり、仲間の一人が持ち帰りました。
今年は、本物の任侠をわきまえた、渡世人の時代になります。
皆さん、真人間には義理と人情。そして、ほんまものの、潔さと男気で、生きていきましょう。
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