HOME > 新井信介 「京の風」 > 時事問題 > 日本は、「アメリカに支配」されているのではなく、「アメリカに忖度する日本人」によって支配されている。
私の主張と同じ。
ネットゲリラが、白井聡の「国体論」を取り上げています。 http://my.shadowcity.jp/
(一部抜粋)。
日本の政官メディアがやっていることは、言うなれば「アメリカの神社化」だ。
対米従属エリートたちは、渡米してアメリカの政財界やシンクタンクなどに、日本国民の血税を原資とする「賽銭」をばらまいて拝む。
そうすると、「神のお告げ」、つまり日本の親米派に都合のいいことが書かれたレポートが出て来るので、日本に持ち帰って、
「神様はこう言っておられる!」と言って触れ回る。公金を何億円も使って命令してもらっているのだ。
当世流行のネトウヨの諸君もそうだが、
戦後日本では、「愛国的」「右翼的」であればあるほど対米従属的であるというのが常識となっている。
だから、この国の右側には ナショナリズムなど存在しない。愛国ごっこに姿を借りた奴隷根性があるだけだ。
あらためて2010年に沖縄米軍基地問題のために退陣した鳩山政権の挫折の異様さを肝に銘じるべきだ。
普天間基地の沖縄県外移転という方針に、アメリカが直接怒ったのではなく、「アメリカの言いそうなこと」を日本のメディアや官僚、民主党政権の閣僚までが 先回りして騒いで倒閣した。
アメリカに対していささかなりとも主体性を見せることが、「反国体」的なのだ。
破綻はこれから起こるのではなく、すでに起こっている。
安倍政権が腐敗と失政にもかかわらず長期本格化している、つまりこんな政権が相対的にであれ国民から支持されているという事実は、まさにこの国の破綻を物語っている。
国民、とりわけエリート層の立て直しにしか、本当の解決はないだろう。日本の対米従属はきわめて異様であるという認識が広がることが大事だ。
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