HOME > 新井信介 「京の風」 > 時事問題 > トランプのアメリカが中東から撤退。これは、エネルギーの転換と、文明史の再構築。
こんにちは。
トランプのクリスマスプレゼントは、中東からの米軍の撤退でしたね。
来年は、当然、東アジアからの撤退になるでしょう。
しかし、それは、中国に覇権を持たせるわけでもないよ、というのが、フアーウェイの孟さんの拘束でした。
この点は、習近平も了解済みでしょう。
私事ですが、26日に長野県上田で、倫理法人会のモーニング・セミナーがあり、そこで講演をしました。
テーマは、「世界人類の宝、日本人と日本文化。そして、気づかぬ重大陥穽」。
会場には、縄文の魂を持つ人が数人いて、とても楽しい会になりました。
今、倫理法人会では、歌手ミネハハさんを積極的に応援してくれます。
来年1月14日(月、祝日)、飯綱でミネハハのコンサートがあります。
ここでは、彼女が支援している、インドのビハール州の日本語学校の校長もきます。
彼と会うのは、12年ぶりくらいでしょうか。
今朝は、家の前の道路の雪片付け。
今年は、体力を落としてしまったので、これから徐々に回復させていきます。
で、今日は次男坊とスキーに出かけます。
テレビでは、来年は、新天皇の即位に向け、今一度、日本の成り立ちを知ろうとの旅行ブームになる、
とする論評が多い。
いいですね。
今、幻冬舎を始め、これまでの本屋は、ブームを当て込んで、いきなり、古代史本の出版が続いていますが、
ほとんどが今まで通りの皇国史観で、きちんと、真剣に、この列島での「王権の成り立ち」を調べたものはありません。
今日は、一つだけ言っておきます。
天皇に対し、ご進講をするのが、学者の名誉ですが、
日本では、京都大学の福永光司先生がいます。この方は、日本の天皇と道教の関係を調べた方です。
魏志倭人伝に出てくる「鬼道」が、道教の原型の一つ、「五斗米道」である、ときちんと指摘しています。
さらに、今上陛下が2000年に「ゆかり発言」する、そのもとになった百済の武寧王を取り上げるように言ったのは、
上田正昭さんでした。
まあ、うすっぺうらな歴史理解の人間は、つねに、感情的になるものです。
人類そのものの知的活動の淵源、ダイナミズムまで、捉えて、「日本」を語りたいと思います。
子供が待っていますので、ここまで。
PS: あと、新年から、ブログサイトを更改します。
こっちは、別途、案内します。