こんにちは。
今日から7月です。
変化が激しいのですが、纏めます。
①イギリスのEU離脱。 何を教えているか?
政治面では、 社会インフラと、就業機会が、世界中に、行き届かないと、混乱する。
移民や難民の受け入れよりも、 移民や難民を出さないで済む、環境を、各国に作り出すこと。
福祉の行政サービスを、無条件に受けさせることを、認めてはならないこと。
経済面 では、 どんな帰趨になるか、 まだ、行方は見えない。
今回の相場で、見えたもの。
円=ポンド で、 FX を仕込んでいたものは、全員が討ち死にしている。
日本時間の24日朝6時では、残留派が勝利確実と、多くの金融コメンテイターが解説し、
この時点で、離脱派は、手じまい。そして、残留派は、さらに、マネーをつぎ込んだが、これが、裏目。
伝説のミセス・ワタナベも吹っ飛んでいる。
実は27日(月)にある投資日報社の鏑木高明社長から、久しぶりに電話あり、株K2Oのオフィスまで来てもらって、懇談しました。鏑木氏は「今回のイギリスの投票では、相場を張るな」と会員に話していた、と。もちろん、そこにはプロのディーラーも大勢いる。鏑木氏の講演会では、今年の外国為替の動向は、ことごとく、的中。また、あのジョージ・ソロスは、今回は静かに金(ゴールド)を買っていたと。
なお、投資日報は現在休刊していますが、以前、私が執筆していたことがあります。
② 28日に、元スイス大使の村田光平先生と、電話した。
「東京オリンピック は『名誉ある撤退』を。 まだ、間に合う。名誉が保たれる。」
今、村田先生の周囲には、大企業OBで工学系の方たちから、多くの情報が集まります。
もちろん、真実を知る世界の友人も。 この中には各国大使もいれば、ロシアにいったあの人も。
29日に、青山で、村田先生が顧問をする、「新・竹の会21」の発足式がありました。
フクイチの惨事を直視したうえで、国家を変えようとしているしている高邁な人たちの集まりです。私は、長野に客人があっていけなかったのですが、ここは、なんとしても、しっかりした形で、育ってもらわねばなりません。
それも、できるなら、第3経団連 になってほしい。
今の、国家は、なんといっても、
隠して、ごまかして、拡散して、毒を食べさせる人間に、どんどん、国家のマネーを配る国なのです。
これを、5年3か月続けているのです。
今回の参議院選挙でも、この時点での、方向転換を訴える政党も候補もいません。地獄です。
国家体制の中に、全く、希望の光 がないのです。
③ 掲題の「何でも言っていい時代になった」 のセリフは、
26日の日曜日夕刻、都内で開かれたセミナーでの、梨本宮の発言です。
ですから、この言葉の意味は、極めて重い。
この方は、ビッグマザー安倍洋子さんに、直言できる立場にあり、東アジアでの怨恨を解消する「恩讐を越えて」を地道に実践しようとしてきました。
陛下の「稲の根本に鎌」でいえば、梨本さんの実家が明治の国家政策の犠牲者でした。月山修験道の本家であり、明治維新では、大弾圧を受けた一族なのです。明治の国家体制=権力構造の構造的な悪弊を身をもって知っています。
イカヅチさんが、日本を世界に開くときに、この方を指名したのは、国家変容の要であると、熟知していたからです。そして、この1年半に、アメリカにいる戦争屋が、「新世代王族」の連携によって、どんどん鎮められている時に、日本で、伊勢志摩サミット、そして、オバマの広島訪問となって、そのあとで、こう話されたのです。
ようやく、タブーが解消された。
といっていいかもしれません。 ご本人の心をいうなら、
「自分が知らないこともあるから、どんどん世に出していくれ。」
「もちろん、悪い話も。そして、日本に眠っている、うずもれている、(これまで過去の利権に縛られて行政が無視してきた)画期的な技術や、献身的な活動をする、本物の「日本人の姿」を、表に出し、それを、応援するためにも。」
こんな、隠れた願いがあるのではないでしょうか。 私は、そう信じたい。
④ NHKが、ゴールドマンサックスを放送した。
六本木ヒルズの最上部4階の全フロアーに事務所を構える、世界最大の金融グループ、ゴールマンサックス。
29日の夕刻、NHKは、特別許可を得て、初めてゴールドマンサックスの内部にカメラを入れたと、自慢気に、放送したが、そこで、何を紹介したか?
このビルは、もちろん、耐震構造に優れ、快適な、生活空間を造り出しているのですが、
今このビルが、世界中の金融機関から、特に注目されていることがあるとして、取り上げていたのが、
館内全部の電力をカバーする、自家発電システムです。
これで、災害時に、東京電力からの送電が途絶えても、ここだけは、大丈夫だと、紹介したのです。
これを NHkが放送した、という事実を、みなさん、どう考えますか?
すでに、熊本では、4月14日に大地震が起き、中央構造線を刺激しています。
構造のしっかりしたビルで、行政・企業活動だけは、どんな地震が来ても維持したいとする意志の表明です。
その裏側には、必ず、地震は来るので、判る人は、すぐに備えよ、とのメッセージが読み取れます。
もともとは、6月後半に起きる地震が、4月に起きて、逆に、私たちには、備える時間が与えられた。こう考えておきましょう。
⑤ フクイチ放射能
上記の村田先生の活動が、今月中に、成果が出ることを祈りたい。都知事選で、ここを争点にする候補が出ることがまず第一歩です。
都知事選挙は、7月31日。この時には、フクイチの放射能に真剣に向き合わない候補は、人間以下の生き物です。 いまだに、フクイチは、汚染水ダダモレ、湯気モクモクなのです。
あきれ返っていること。
東大の児玉龍彦氏。 5年前、国会で、「今、やらなければならないのは、除染です」といって、
竹中を中心に、全国のゼネコン・土建屋に仕事をつくりましたが、今、その彼が何を言ってるか?
環境省が5月末に、除染で削り取った汚染土を、全国の公共事業で使うと言い出し、そこでの、汚染土について、1キロあたり、8000ベクレルの基準を言い出した。児玉氏は、その基準を、安全で問題ないという。
そんな、あほな。
安全で、問題ないのなら、なんで、除染と称して、表面を削ったのだ。
そのまま、フクシマに置いておいた方が土壌の微生物が分解して、線量が下がっているくらいだ。
この国の「権威」とは、まさに、一部の人間や企業に「カネ配り」するための、全く根拠のない、「適当な基準」を作り出すためだけに存在している。
それが最高学府だという。
この問題に、まったく目を向けないまま、「美しい日本」や「日本の心」を言う人間 が、未来を語る。。
こんなもの、全部インチキだ。 海外から見たら、 国家的詐欺集団で、悪魔そのもの。
修験道は、その点、、天地と、直に向き合って、ゆるぎない自分の精神と身体を創った。
<結論>
大変化が来る。 最後は、大規模破壊になる。 しかし、それは、再生の道が用意されている時。
まずは、 10日の参院選挙、そして、 31日の都知事選挙。
どんどん、声を上げよう。
これまでの、この、「毒まき体制」を続けるのか? と、厳しく、問い詰めよう。
さらに、こんななかでも、それでも、オリンピックをやりたいと、甘えている人間には、
「まず、子供たちの安全の確保、ノンベクレル空間、食品を、確保してからにしろ」と、どやしつけよう。
これを野放しのまま、お祭り気分の人間には、それなりの運命が来るから、離れるしかない。
で、最後に言いたい。
この5年間、日本の国家、統治体制は、フクイチの事故が起きてしまったこと、そしてその影響について、あまりに大きいので、怖がって、それを指摘する人間を、言論封殺してきました。
しかし、それが、もうなくなった。
全てを明かせ。 すべては、ここからだ。
それが、天意であり、また、「新世代王族」の願いなのでしょう。
そのうえで、 解決方法は、ある。それが出てくる。 知っているもの余、声を出せ。
もう、象さんの足枷は、ないんだ。 みんな、怖がるな。 検察の向きも、変りだしたぞ。
この点、7月9日(土)、東京皆神塾で、話します。